ギックリ腰(急性腰痛)鍼灸治療

ギックリ腰(急性腰痛)

『鍼灸治療で早期回復!』

ギックリ腰は、西洋では「魔女の一撃」と言われ、仕事やスポーツ、日常での何気ない動きで突然、腰に激痛が走り腰くだけになってしまします。原因として、①筋肉・筋膜 ②椎間関節(靭帯) ③椎間板 ④仙腸関節などの問題が考えられます。主訴は、腰の痛みで1~3週間程度で落ち着いてきます。できるだけ早期に日常生活から仕事、スポーツに復帰するためや痛みが長く続かないためにも、早期に治療を始めることが大切になります。痛みを軽減して早期に日常の動きを取り戻すために、鍼灸治療を行っていきます。痛みが改善して問題なく日常生活ができるようになった場合でも、その後、癖(予備軍)になってしまったり、慢性的な腰痛になったりすることがあるので注意をしておきましょう。仕事やスポーツの負荷や日常の疲労により腰の痛みが変化する場合には、定期的な身体のケアをすることをお勧めします。

(よくある質問)

動いていいの?安静のほうがいいの?

近年、研究によると「安静にしたグループ」と普段通りの生活をしたグループ」では、痛いながらでも普段通りの生活をしたグループの方が経過は良かったということが分かっています。安静にしていることが、症状を長引かせることが多いようです。
但し、動けないくらいの激痛の場合は、痛みが落ち着いてくるまで安静で経過を見た方が良いでしょう。また、発症後下半身に痺れを伴うよううなことや日に日に症状が増大する場合は、隠れた病気の可能性もあるので専門医の受診が必要でしょう。

ぎっくり腰になった時の楽な姿勢は?

  1. 痛みが少ない方の横向きで、膝と股関節を曲げて両膝の間でクッションを挟む。
  2. 仰向けで両膝を曲げた状態、もしくは足を高い位置にして寝る。

コルセットやサポーターは?

痛みがある中で長時間立ったり、座ったり、動いたりしなくてはいけない場合には使用しておいた方が良いでしょう。

温める?冷やす?

温めるか、冷やすかどちらが良いのかについては、どちらが良いとか正解というよりご本人が楽に感じる方で決められてよいでしょう。
参考としては痛みのある部位やその周囲に熱感がある場合は、冷やすことの方が良いでしょう。その状態でなければ、どちらを選択してもいいと思います。
何とか痛みを減らしたい思いから、長時間の冷やすことは凍傷になったり、また、カイロや湯たんぽなどで直接に長時間温めると低温やけどになることがあるので注意しましょう。

ギックリ腰は、さまざま。程度、type?

  • 激痛で起き上がるのもできない。
  • 安静にしていても、痛みを感じる。
  • ズキズキ・ジンジン痛みを感じる。
  • 寝返りができない。
  • 歩行困難。
  • 支えがあれば、歩くことはできる。
  • 歩行はできるが、痛みが強い。
  • くしゃみをすると痛みで腰が抜けそう。
  • 同じ姿勢が長く続くと痛みとこわばる。
早期治療で、早期に動ける身体へ導く!
  • 痛みから解放されたい。
  • 明日、仕事を休めない。
  • 早くスポーツ復帰がしたい。
  • 歩く時の痛みを少しでも減らしたい。
    (このように、できるだけ早くなんとかしないといけない方の為に)
    1.痛み緩和、改善の為の鍼灸治療
    2.歩行や動きの痛みを軽減させるテープ療法(キネシオテープ)
    3.症状緩和の為の円皮鍼療法(持続的治療アプローチ)
    4.患部外の筋緊張の緩和

早期に回復・改善の為に、発症から1週間の間での治療の必要性や重要性を考えまた、経過や状態を捉えて治療を提供しております。
*受傷後、1週間程度の経過観察や病院や他の治療院等で治療された場合でも、受傷後10日以内であればギックリ腰治療として対応しております。

ご案内

動くことができない方は、出張訪問治療も
できますので,ご相談ください。

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もっとも多い労働環境や生活習慣が影響する慢性腰痛

さまざまな腰痛の原因と分類
1.15%程度は原因が特定できる『特異的腰痛』

腰椎椎間板ヘルニア/腰椎脊柱管狭窄症/腰椎分離すべり症/腰椎圧迫骨折/骨粗鬆症/尿管結石症/子宮内膜症/大動脈瘤/腫瘍など

2.85%程度は原因が特定できない『非特異的腰痛』
労働環境や生活習慣が影響する慢性腰痛

  • 重たいものを持ち上げたり、体を繰り返し曲げたり、捻ったりする身体に負荷がかかる重労働
  • 同じ姿勢を長時間続けるようなドライバーやデスクワーク
  • 介護や看護の仕事環境
  • 運動不足、年齢に伴う筋力低下
  • 姿勢の悪さ(近年、スマホ普及により猫背で悩まれている方が多い)
  • メンタル的(心因性)要因の関係性など

3.女性の腰痛

妊娠、産後、生理、更年期の時期に見られる腰痛

慢性腰痛の改善と対策

  • 生活習慣の改善
    体重管理/食事/運動/休養/入浴/スマホ時間
  • 腰に良い運動
    ウォーキング/ヨガ、ピラティス/腰痛体操
  • 疲労回復
    仕事やスポーツ、日常的作業による筋疲労を溜めない
  • 姿勢や柔軟性の改善
    姿勢改善エクササイズ/ストレッチ

慢性腰痛の治療

慢性腰痛の改善のために、鍼灸治療と必要な治療方法を組み合わせて行います。
①良い動作や良い姿勢の妨げとなる筋肉や筋膜の硬さを改善する
②猫背や骨盤の歪みを改善する
③股関節・肩関節・足関節の関節可動性を引き出す
④腰部の血流循環を良くする

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