バスケットボールやバレーボール選手
スタミナ強化コンディショニング
スポーツにおいて、体力強化は必須の課題である。このスタミナ(体力)強化のために、色々なプログラムで各チーム取り組んでいるはずでしょう。
今回は、バスケットボールコートを使った2種類のプログラムを紹介。
1.7秒ペース走
【バスケットボールコートのハーフコートを使用】
タイマー使用(7秒×10セット)
①サイドラインをスタートし、1往復を7秒で戻ってくる。
②必ず、7秒のペースは崩さずに、早すぎた場合はサイドラインで待ってスタートする。
③7秒のペースを守りながら、10往復行う。
*個人差はでますが、この7秒ペースを10往復クリアできることを目標設定することで、自分の体力の向上状況把握しやすいプログラムです。
*女子の場合は、最初の設定を8秒で行うとよいでしょう。
2.8-8ラン
【バスケットボールコートのフルコートを使用】
タイマー使用(8秒設定)3グループ
①エンドラインをスタートして、反対のエンドラインをタッチしてスタートした側のフリースローラインまでを8秒で駆け抜ける。
②1グループ目が戻ってきたら、すぐに2グループ目が走る。次に3グループ目が走る。これを、8セット行う。(ラン8秒ー休息16秒となる)
*ウォーミングアップ(慣れる期間)として、8セットを6セットから始めるなど工夫すると良い。また、年代・性別やチーム状況により距離設定を工夫する必要がある。
走ってスタミナ強化を向上させるために
スタミナ(体力)強化のためには、走る距離や設定タイムでプログラムを作る必要があります。
①ロングラン(持久力走)
②ミドルラン
③シートラン(スプリント)
球技スポーツ選手は特に、「走る」という言葉に抵抗反応を示すくらい嫌がる傾向にあるようです。しかし、走ることをただ単純なものにしないためにも、目標設定は大切でありまた必要です。あまりにも時間設定、目標設定ばかりしても良くないこともでてきますので、持久走などは設定しないほうが良い時もあります。
年間で大切な試合の為に、スタミナ強化の時期の設定や強度、内容の組み立ても大事になってきます。
私なりの組み立ての1つの考えとして、試合前(大事な)2週間~10日前にはランコンディショニングは行わないように組み立てています。(参考として)
成長期である中学・高校時期がやはり最も体力の向上する年代であるので、年間を通してプログラミングしてあげることで効率よく向上していくでしょう。
コンディショニングやトレーニングのチーム指導のトレーナー派遣も行っていますので、お気軽にご相談ください。