ギックリ腰

びっくりした体験談

(フリースローで起こった出来事)

バスケットボールのフリースローの練習中に、「あっ?」という声が聞こえたからそちらを見たら、選手が膝をついてうずくまっていた。駆けつけて聞いてみると「腰、腰、腰が・・・・」と。ギックリ腰だった。支えてられて歩くことはできたがかなりの痛みで辛そうであった。フリースローの状況でギックリ腰になってしまったのを目の当たりにしたのは初めてだった。ギックリ腰は、突然襲ってくるものだとは分かっているものの、まさかという感じだった。この一件で、ギックリ腰の怖さを改めて知った体験だった。

腰痛がある方や過去にギックリ腰になった方は、前兆がみられることがあるのでその時は慎重に行動して回避しましょう。

ギックリ腰は、西洋では「魔女の一撃」と言われ、仕事やスポーツ、日常での何気ない動きで突然、腰に激痛が走り腰くだけになってしまします。原因として、①筋肉・筋膜 ②椎間関節(靭帯) ③椎間板 ④仙腸関節などの問題が考えられます。主訴は、腰の痛みで1~3週間程度で落ち着いてきます。できるだけ早期に日常生活から仕事、スポーツに復帰するためや痛みが長く続かないためにも、早期に治療を始めることを進めします。

【よく質問されること】

動いていいの?安静のほうがいいの?

近年、研究によると「安静にしたグループ」と「普段通りの生活をしたグループ」では、痛いながらでも普段通りの生活をしたグループの方が経過は良かったということが分かっています。安静にしていることが、症状を長引かせることが多いようです。
但し、動けないくらいの激痛の場合は、痛みが落ち着いてくるまで安静で経過を見た方が良いでしょう。また、発症後下半身に痺れを伴うような時や日に日に症状が増大する場合は、隠れた病気の可能性もあるので専門医の受診が必要でしょう。

ぎっくり腰になった時の楽な姿勢は?

  1. 痛みが少ない方の横向きで、膝と股関節を曲げて両膝の間でクッションを挟む。
  2. 仰向けで両膝を曲げた状態、もしくは足を高い位置にして寝る。

コルセットやサポーターは?

痛みがある中で長時間立ったり、座ったり、動いたりしなくてはいけない場合には使用しておいた方が良いでしょう。

温める?冷やす?

温めるか、冷やすかどちらが良いのかについては、どちらが良いとか正解というよりご本人が楽に感じる方で決められてよいでしょう。
参考としては痛みのある部位やその周囲に熱感がある場合は、冷やすことの方が良いでしょう。その状態でなければ、どちらを選択してもいいと思います。
何とか痛みを減らしたい思いから、長時間の冷やすことは凍傷になったり、また、カイロや湯たんぽなどで直接に長時間温めると低温やけどになることがあるので注意しましょう。

マッサージは?

患部(痛みにある部位)は、発症直後にはお勧めではないと思います。患部外の筋肉の緊張が現れて張っている状態であれば、その部位は大丈夫でしょう。

ギックリ腰は、さまざま。程度、type?

  • 激痛で起き上がるのもできない。
  • 安静にしていても、痛みを感じる。
  • ズキズキ・ジンジン痛みを感じる。
  • 寝返りができない。
  • 歩行困難。
  • 支えがあれば、歩くことはできる。
  • 歩行はできるが、痛みが強い。
  • くしゃみをすると痛みで腰が抜けそう。
  • 同じ姿勢が長く続くと痛みとこわばる。

早期治療で、早期に動けるカラダへ導く!

  • 痛みから解放されたい。
  • 明日、仕事を休めない。
  • 早くスポーツ復帰がしたい。
  • 歩く時の痛みを少しでも減らしたい。
    (このように、できるだけ早くなんとかしないといけない方の為に)
    1.痛み緩和、改善の為の鍼灸治療
    2.歩行や動きの痛みを軽減させるテープ療法(キネシオテープ)
    3.症状緩和の為の円皮鍼療法(持続的治療アプローチ)
    4.患部外の筋緊張の緩和

ゆう鍼灸治療院では、早期に回復・改善の為に、発症から1週間の間での治療の必要性や重要性を考えまた、経過や状態を捉えて治療を提供しております。

 

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